当院の医療機器のご案内です

CT検査

Computed Tomography(コンピュータ断層撮影)装置を使った検査で、体を透過したエックス線をコンピュータ解析し、連続した断層画像を撮影できる検査です。当院ではCT装置を富士フィルムヘルスケア製の64列マルチスライスCTに更新いたしました。1回のスキャンで従来装置より多くの断層画像を得ることができ、被ばく線量減少と検査時間短縮が可能となりました。

MRI検査

Magnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)装置を使った検査で、強力な磁場と電波を使って体からの信号を検出し画像にする検査です。撮影時に電波を発生するため大きい音がします。体からの弱い信号を何回も検出しコンピュータで解析し画像にするため検査時間がかかります。当院には日立製作所LUCENT-J 0.4Tのオープン型の装置を設置しております。通常のトンネル型装置に比べ圧迫感が少なく、音も静かです。

光トポグラフィー検査

当院では「岐阜県医療機能特化推進事業費補助金」を受けて、新たに「光トポグラフィー」装置を導入しました。人体に無害の近赤外線を用いて脳の血流状態を測定します。うつ状態の原因になっている精神疾患の確定診断を補助するためのものです。健常者相当、うつ病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症の可能性が高いか波形を見て判断します。脳の血流状態が目で見てわかるため、ご自身の病状把握がしやすくなります。検査は帽子型の装置をかぶり、質問に答えて頂くだけの簡単な内容です。
当院ではより多くの方に検査を受けて頂き、病状の把握や経過観察に役立てて頂きたいと考え、現在「光トポグラフィー」検査を無料にて行っております。ご自身が検査対象かどうかも含め一度来院して頂き診察を受けて頂きたいと思います。

反復経頭蓋磁気刺激(rTMS) 療法

反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)療法は、NeuroStar TMS治療装置を使い、連続して規則的な刺激を脳に与えることにより、脳内の神経細胞を働かせるようにする治療方法です。専用の椅子に座り、額の辺りに専用の装置をあて40分ほど刺激を与える治療です。うつ病の方で薬による治療を十分受けたにもかかわらず効果が得られない治療抵抗性うつ病の方や薬の副作用により十分な薬物療法ができない方に効果的です。